ばら栽培法


<作型>
 冬季休眠型、夏期休眠型、周年栽培などがあります。    

<土耕>
 従来の土で栽培する方法。根の張りをよくするため団粒組織の土を長期間維持できるように新植あるいは、植え替える前には
たくさんの堆肥や土壌改良材等を投入する。そのためには土を地表面から30〜50cmほども入れ替えることもあった。

 <養液土耕>
 最近特に注目されてきた栽培法で、根圏を制限して養液をロックウール栽培のように機械で点滴して栽培する方法。従来信じられてきた根圏の土の容積ほどはなくても良質物ができるということで野菜、花の分野で開発メーカーも力を入れている。

<養液耕(ロックウール耕)>
 ロックウール栽培はデンマークで1970年頃から研究が行われ、1975年からオランダで栽培が普及し始めた。1985年ころから野菜や花卉で急激に普及してきた。日本でも同じ頃カーネーション農家に導入されその後、ばら栽培農家で試験的に導入された。
また、ばらの養液栽培では昭和38年(1963)静岡の牧野氏がれき耕を導入したのが最初であるそうです。その後40から44年にかけて3〜4戸の農家が導入したが3〜4年でやめてしまったそうです。そのなかで神奈川の佐野幸一氏が、れき耕を20年以上にわたって継続しました。そして昭和60年以降ロックウール栽培へと発展していったそうです。
そして、昭和60年(1985)茨城県の野口和茂氏、神奈川県の佐野幸一氏、横田禎二氏がロックウール耕を全国に先駆けて導入しました。野口氏は、渋谷式の循環方式を採用していましたが、現在は排液放流式に変えています。
近年は、栽培管理や改植の容易さなどからアーチング栽培などのロックウール(養液栽培)が増加傾向にありばらの栽培面積の34%をしめるまでになってきました。
参考文献:農文協「花卉技術体系ばら編」
<養液耕(ロックウール以外の培地)>
 ロックウール栽培以外でも様々な培地が試されてきていますがその中には次のような物があります。
 1.もみ殻
   籾殻は、手に入れやすくて一番安価な培地といえます。それをダクト状のポリ袋に詰めて使用しますが最初は水の浸透が  悪いといえます。
 2.ピートモス
   古くから利用されていた天然の資材です。カナダ産、ヨーロッパ産があるが輸入されているのはカナダ産が一番多いそう  です。保水性がよく、肥料の吸着も多い。
 3.れき
 4.ヤシ殻
 5.バーミキュライト
 6.セラミックス
 7.樹皮
 8.砂
 

<仕立て法>
 従来の、土耕の慣行仕立てから、アーチング、ハイラック方式などがあります。
 特許出願中の栽培法もあります。
<苗生産>
 接木苗、挿木、ミニプランツなどがあります。


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